可能な限り日々を平坦に、無駄なアップダウンを避け日常を日常として生きることを目標としています。ドラマチックなあれこれとか疲れるだけ。平凡が一番。そのためには冒険を避け前例を踏襲し、毎日ルーチンワークをこなしていくことが大切です。官僚主義です。マニュアル第一です。「検討します」と「仕様です」は魔法の言葉です。ぽぽぽぽーん。
そういう生き方の方針というか工夫というものの一つとして「平日に酒を飲むと翌日の仕事で難儀なことが起きる」というものがあります。統計を取ったりしたわけではありませんが、なんとなくそういう事が多い、気がする、かもしれない。トータルではそれほど悪いことばっかりなわけでもないのかもしれません。たまたまそういう事が何回か起きたから印象強いだけなのかもしれません。しれませんが、しかし実際にそういう事は起きているわけです。なので、平日に晩酌する事はあまりありません。可能な限り休日前夜に。「休日すっ飛ばして休み明けに何か起きたらどうしよう」とか考えると酒飲めないんで、そこまでは考えません。なお、幸か不幸か身体的な事情で飲酒の機会が激減したために、当面はこの事に関して考慮する必要はなくなりました。
古くは「マーフィーの法則」と呼ばれていたようなあれこれです。マーフィーの法則というと、私は「土曜日の夜は若気の至りで種を撒き、日曜日の朝は不作である事を願う」というやつが一番好きなのですが、それは置いておいて。
地域の子供会では二ヶ月に一回廃品回収が行われています。新聞や段ボール、空き瓶などを回収して活動費に充てるアレです。たまに薄い本も出されている廃品回収です。段ボールや雑誌類はそう多くはありません。いつもは新聞を一カ月分出す程度です。廃品回収が毎月あるのならば毎回一カ月分の新聞を出すのですが、隔月なもんで一カ月分は廃品回収に、そしてもう一カ月分は新聞屋の回収サービスに出しています。なもんで一カ月分だけ。毎回、前日の夜によっこらせーのどっこいせーと束ねて束ねて山積んでおります。ですが、ここ最近は廃品回収の前日に限って仕事のトラブルに見舞われます。それも夜遅くまでかかるような、そして早急に対応しないと不味いような性質の悪いトラブル。ひいひい言いながら帰宅してみれば、今度は新聞の山相手にひいひい言わされます。一度や二度ならば「運が悪かった」で済みますが、これが五回も続くと笑えません。ほぼ一年です。連続記録は途切れたからいいものの、六回目辺りにはとてもピリピリしていました。だってその日「だけ」トラブるんだもん。
で、これと同じようなものに「仕事中に雑文を書いてるとロクなことが起きない」というものがあります。先日書いた時には、たしか数年物のバグが発覚し事後処理に大変難儀したものです。プログラムのソースファイルを見ると「ああ、確かに間違ってるねえ」というものなんですが、なんでそれが今まで発覚しなかったのか、と。三年前でも三か月前でも、三日前でも三日後でも、いつであってもそのバグは存在しているのに何故に今日なのか。今日見つかった事で三日後のバグは存在を許されないわけですが、しかしながら今日がなければ三日後は存在していたわけです。なんか哲学的な方面に進んで行ってしまってます。「我思う。故に我あり」ではありませんが、「バグがある」と認識されたために表に出てきたわけで、それまでもそのバグは存在していたわけです。何故、よりにもよってノッてきたタイミングで発覚するのかと。明日でいいじゃん。三日後でもいいじゃん。三年バレなかったんだからあと三年頑張ってくれたっていいじゃん。そうは思っても口には出せません。これこれこういう訳でバグってましたえらいすんませんと形だけ頭を下げる事になります。
で、これも雑文さえ書かなければ何事も起きないわけです。だからここ最近はなかなか更新できないのです。だって更新しようとするとトラブル発生するんだもん。今日は幸い何事も起きませんでしたが、次回も何も起きない保証があるわけではありません。おっかなびっくり雑文書きってのもやだなあ。