先日ネタにした水没したゲームボーイアドバンスは無事に修理から帰ってまいりました。任天堂様、有難うございます。「水没したんで修理してくれ」とだけしか伝えませんでしたが、きちんと修理して頂いて嬉しい限りです。
さて、前回に引き続きPalm話。私がPalmを欲しがった理由の一つに「TrainTime」というソフトの存在があります。どういうソフトなのか、簡潔に説明すると「時刻表」です。そのまんま。「ただの時刻表なら駅で配ってる紙切れでいいじゃないか」と言われるかもしれません。しかし、TrainTime+Palmにはただの紙切れでは絶対に実現できない機能があります。
Palmには時計機能があります。もちろん、きちんと時刻合わせをしないといけないのですが。で、TrainTimeは時計機能と連動することで「次の電車(バス)まであと何分か」を秒単位で表示してくれます。バスと電車を利用して通勤する私にとって、この機能は非常にありがたいものです。普通、バスは遅れるものであり、電車は遅れないものです。時刻表どおりならきちんと乗り継ぎができる場合でも、バスが遅れた場合はお目当ての電車に乗れない場合があります。もしも間に合わないことが分かっているのならコンビニで立ち読みでもして時間を潰すこともできます。しかし、間に合うのならばとっとと電車に乗って帰りたい。そんな場合にこの機能が役立ってくれます。「バスを降りた時点で電車の発車2分前までならセーフ、1分前ならアウト、1分半位なら体調次第」という明確な基準があるので、ホームに行く前にアウトかセーフかを判断することができます。
ところが、たまに乗り損ねたりすることがあります。ほとんどの場合は「時計がずれていた」ことが原因です。さすがに私の車のカーオーディオのように13分もずれている事はないのですが、秒単位で判断しているのでほんのちょっとの誤差が悲劇の原因となってしまいます。ちなみに、カーオーディオの時計は半年ぐらい前からずれ続けています。直す気はありません。正確には、「マニュアルがどっか行っちゃったんで直し方がわからない」のですが。話を元に戻しますが、「時計がずれていた」以外の理由で乗り損ねることが年に数回発生します。そう、「ダイヤ改正」です。
時刻表の作成には結構な労力を要します。ちっちゃな紙切れにびっしりと書き込んである数字をテキストデータに変換しなければいけません。これが結構疲れるんです。気が付くとどの時間帯のデータを打ち込んでるのか分からなくなることもあります。しかし、快適な帰宅ライフ(なんだそりゃ)のためには間違えることなく正確なデータを打ち込まねばなりません。今年も私が使っている電車のダイヤ改正が行われました。時刻表の改正は行われていません。ちらっと見た限りでは本数が増えているようです。どんなに頑張って打ち込んでも、せいぜい1年程度で無駄なものとなってしまう。それが分かっていても打ち込まなければなりません。うー、めんどくさいよー。